日めくり Evangelical World 伊豆
美しき哉、伊豆の夜
2012年10月30日
すっかり暮れるのが早くなりました。5時半に家に着くとこのように暗くなっています。昨日は月が雲に隠れてはいてもその光が海の闇を一点照らし出していて、停泊している軍艦をも優しいものとして見せていました。遠く三浦半島の灯りも眺められます。
そもそも夜がなければ宇宙に膨大な星があることに人は気付かなかったのでは・・と本に書かれていました。考えてみると太陽が明るければほかの星があることさえ気付かないと思います。夜がなければ星を見ることもできません。眠れない夜は宇宙のことを考えてみたらと書かれていましたが、宇宙のことを思うと私は眠れなくなります。月の光が美しい晩は余計です。宇宙が何処まで広がっているのかを考えただけでもそうなってしまいます。嵩じるとゴーギャンの絵の題『われら何処より来るや、われら何者なるや、われら何処へ行くや』となり、益々目がさえる結果となってしまうようです。
この記事へのコメント