日めくり Evangelical World 伊豆

一段と元気な彼岸花群

2013年09月30日
今年はどういう加減か、彼岸花が華々しく咲いているのを多く見かけます。群生して咲くからそう見えるのかもしれませんが、特に今年は元気なように感じます。中国から入って来た帰化植物で、最初の一株がこのように広がって増えたのだそうだが、土手や畔道が土を掘り起こす小動物によって崩れないようにと意識的に増やされて現在のようになったと言います。


その毒性ゆえか、植えられた目的からか自宅の敷地内に植えられることはないようです。イメージが良くないようですが、天上の花と呼ぶ国もあるのだそうですから所変われば品変わるということでしょう。近年は白い彼岸花を見ることも珍しくなくなりました。




昨日久しぶりに天城に行ってきました。クリスが長い間お世話になったお宅にお礼に参りました。外に出るのも嫌がるのでクリス自身はいきませんでしたが、天城の秋はもうすっかり深まっていて、外気温は17℃でした。天城で本来の犬らしい自由で穏やかな時間を過ごせたことに感謝しつつ帰ってきました。日々記憶が薄れていくクリスにも、天城の生活の思い出がいくらか残っているだろうかと考えつつ。  

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シャボテン公園だけではないクジャク

2013年09月28日
大室1丁目あたりでは留守の家の庭には時折、クジャクの団体が遊びに来ているのを見かけるときがあります。姿は優雅でも気性は荒いのだそうです。路であったらよけた方が良いのかもしれません。羽を広げなくても成鳥はかなりの大きさです。クジャクはクジャクでも花の方はそんな心配は無用です。


北アメリカ原産のキク科の植物です。別名「クジャクアスター」。アスターはギリシャ語で星、沢山の花をつけた様子が、クジャクが羽を広げたときの様だとの由来による命名のようです。8月中旬から11月中旬まで咲くと書かれていました。前回はオーナーがまだ花が咲くまえの葉っぱだけの時に一生懸命手入れをしておられました。その甲斐があったということです。あの暑い夏の空気を忘れさせてくれるような涼しげなイメージでした。

夏が過ぎ去り、楚々とした秋の花に心和まされますが、秋は読書の秋であったり、芸術の秋であったっり、はたまたお若い方々にとりましては食欲の秋ともよばれます。『芸術とは、ある人がほかの人々に対して一定の手法によって意識的に自分の経験した感情を伝え、その結果、人々に感情が伝わり、彼らもまたそれを味わうことである』と書かれていました。絵を鑑賞しているとき、果たしてこの思いが制作者のそれと通じるものが有るのだろうかと思う時があります。同じであるなら愉しいことではあります。  

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里山の杜鵑

2013年09月27日
8月から11月まで咲いていると書かれていましたが、里山の杜鵑は今から咲き始めという感じに見えました。



鳥の不如帰の胸の斑点が若葉や花弁の斑点と似ているところからそう呼ばれています。夏の花と言うよりは、初秋の花のように思われます。里山ガーデンにはあちらこちらと杜鵑が咲いておりましたが、きっと11月上旬までは楽しめると思います。

夏の間は焼けつくような天候の中、元気に飛び回っておりましたチョウチョもこれこのようにがっくりと疲れた表情でした。羽の皺がそれを物語っております。短い一生を精いっぱい頑張ったことでしょう。『決して病気をしない ような頑健な身体はないし、決してなくならない富もないし、決して陥れられない高い権力と言うものもない。それらはすべて無常なもの、儚く過ぎてゆくものであり、それらのものに自分の人生を託する者は、常に不安や恐怖に駆られ、悲哀や苦悩を覚えるのであろう。彼は決して自分の望むものを獲得することが出来ず、避けたいと思うものに陥るであろう』、とはエピクテトスの言葉です。チョウチョでなくても、人間もそれなりに苦労の多いものだということなのだと思います。私の場合はもっと次元は低いのですが…。  

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空木と言うにはたくさんの花

2013年09月26日
四季の花公園で見かけた花ですが、名前が分からなかったので時期が外れていると思います。フジフサウツギと言います。中国が原産国と言われていますけれど、秩父で自生していたのですから、日本原産と致しましょう。

花がフジの花の様だと言うのでこのような名前になったようです。園芸品種も多く、世界中に100種ほどあるとのこと。中には30メートルの高さまで伸びる種類もあると言いますから、いろいろなものが有るのでしょう。芳香がありますが、サポニンを含んでいますから有毒でもあります。『空木』とは幹の中が空洞だからと以前読みましたが、空洞の幹でずっしりとしたような花を支えるのは少し大変かもしれません。

昨夕、所要で荻方面に出かけました。あいにくの雨の中、もう少しと言うところで大渋滞。普段の伊東市では渋滞など珍しいのです。荻の丁字路のあたりで事故があったとのことで、警察官が迂回路を行くようにと通行止めをしていました。迂回路と申しましても、もう暗い中よく知らない道を通りたくないので、用事を済ませずにそのまま戻ってきました。『明日のことを心配してはなりません。明日には明日の心配事があります。その日その日の悩み事を増やす必要はありません』と言う言葉に続いて、実際、気落ちした時には良い思い出を一つ一つじっくり考えてみよ。過去の過ちや悪い行いについてくよくよ考えてはならない。教訓を学び取って前進しよう。車を運転する人がバックミラーをちらっと見ることはあってもそれに注意を集中しないのと同じである…と書かれていました。
車を運転する場合は、前が3後ろが7・・と教えてもらいましたが、人生行路はちらっと見るだけの方が良いのかもしれません。  

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小さいながらも秋を体現

2013年09月25日
菊は誰もが知っているポピュラーな花だが、今年の暑さを経験した後ですから一際、その控えめな可憐さがうれしく感じます。里山ガーデンも秋から初冬へと花々が変化していくことでしょう。


大輪の菊の花で人形を形作ると言った趣向のものも素晴らしいのですが、野に咲く一輪の菊の花のなんと清々しいことか・・・と。日ごと空気が澄んでくるように思います。今日も南海上には台風がやって来ていますが、秋の気配が深まるコース取りのようです。

何時もの「ものを知らない」ことに関する面白い文章を読みました。『すべてを少しずつ。  人は普遍的であるとともに、すべてのことについて知りうるすべてを知ることが出来ない以上は、すべての事について少し知らなければならない。なぜなら、すべてのことについて何かを知るのは、一つのものについてすべてを知るよりずっと美しいからである。このような普遍性こそ、最も美しい。もしも両方を兼ね備えられるならばもっと良いが、もしもどちらかを選ばなければならないのだったら、この方を選ぶべきである。世間は、それを知っており、それを行っている。なぜなら、世間は、しばしばよい判定者だから』。・・・・焦らなくてもよいのだ、のんびり行こう。  

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咲くのに飽かないか、ノボタン

2013年09月20日
昨晩のお月様はまんまるでおいしそうに見えました。残念ながら写真を撮る暇がありませんでしたが、秋らしい夕暮れの薄暮の中、海から昇る満月はホッとさせるものが有りました。

季節は変わってきておりますが、疲れもしないかと思われるノボタンは、至る所で咲いています。このまま11月まで咲くそうだが、ご苦労様なことです。伊豆高原に来てから初めて知った花の一つですが、ノボタン属は4400種のものを擁しており、赤や白もあるとのこと。


夏中ずっと咲いて11月までも咲き続けるのですから、気が長いと申しますか努力家と言いますか、見習いたい点かもしれません。気の狂いそうな今年の暑さの中、よくぞ頑張ったものです。敬服に値するのではないだろうか。

気が長いと言うと、先日話題になったボイジャーです。1977年に1号と2号が地球から旅立ち、1号はとうとう太陽系から抜け出して人工物としては初めて恒星と恒星の間の宇宙の海の航海に乗り出したのだそうです。1号は地球から188億km、2号は153億km、2号もあと3~4年で脱出とのこと。でも太陽系の定義は、太陽を周回している彗星も含めるので、厳密には太陽系を離脱するのは1号2号共にあと3万年かかるのだと聞いて、唸ってしまいました。宇宙の果ては到底人間には見ることは出来ません。これこそ神のみぞ知る…と言うことなのでしょう。ハジ・アブドゥール・ヘジと言う方は、『“己の心を蝕ましめるな。過ぎ去ったこと、葬り去られたことを嘆き悲しむな”と賢者たちも教えている。ひたすら汝が現在為すべきことをなし、星の様に休まず急がぬ方が良い』と、述べています。理解の外の事に思い悩むより、凡人である我は休まず急がず目の前の事柄を考えつつ生きるのが唯一の方法なのだと改めて思わされました。  

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中秋の名月とオミナエシ

2013年09月19日
今夜は中秋の名月。本日の天候はこれ以上望むべくもない快晴ですから、月光に照らされた夜の海の美しさは心癒されるものとなる事請け合いです。今夜は是非海に近い場所で月夜の海を眺めてみたいような気がしています。夜の静かな海を見ているとこのような記述を思い出す。『深い河は石を投げても騒がない。侮辱を受けて激昂する人は、川でなくて水溜りである。もしも君が侮辱を受けたら、それを堪え忍び、人を宥恕することによって自分も宥恕に値する人間となるがよい。我々はすべて土に還るのだということを想って、謙虚になろう。焼かれて灰になる前に、頭に灰を被って懺悔しよう』(サアディ)。灰を被るとは、中東の古代の人々の悔い改めの行為です。

秋の七草のひとつオミナエシが咲いていました。香りは特別良いものではないようですが、名月にふさわしい優しい黄色です。沖縄を除く日本や中国シベリアが自生地だそうですが、ここでも自然が失われつつあり、年々少なくなっているようです。手入れが行き届いた陽当たりの良い水辺の土手などを好むと書かれていました。


庭のほかの場所に形の似た白い花がさいていましたが、たぶん女郎花に対比して呼ばれる男郎花(オトコエシ)かもしれません。

オミナエシ科だそうですから、似ているのも当然です。根はどちらも解熱解毒のための薬草となるとも書かれていました。

  

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悩ましきは境界

2013年09月18日
お客様に不動産を購入いただくとき、気を使わなくてはならないものの一つに土地の境界があります。近年不動産業界は何かと要求される事柄が増えておりますが、境界も神経を使わなければなりません。境界の確認は通常土地家屋調査士がその任に当たります。因って費用が掛かりますので、その点がネックとなることもあります。

この写真は市道と民有地の境を明示する印ですが、隣地の方の立会を待ってはやり境界をはっきりさせて置くことが必要です。都市部では1センチずれても大騒ぎになります。事、境界に関しては譲り合うなどと云う言葉はとても望めません。買う前にはっきりとさせておくことが肝要のような気がします。決められたことを決められた通りに処理するのが、後々問題を残さない一番良い方法であると思います。

今朝のニュースを聴いていて食事がまずくなりました。you-tubeに投稿された動画で、教師が生徒に体罰をしているものでした。頬を打つ音と、打たれながら「はい」と返事をする声を聴いていて、耳を塞ぎました。戦争映画の兵隊を虐めるシーンを彷彿とさせ、現実にこのようなことが行われていて、珍しくはないのだという事実に愕然とします。どうしてこのような暴力を振るうことが出来るのか理解できません。「積極的なやる気を起こさせたかった」との理由だそうだが、何故こんなにまで残忍になれるのかと恐怖を感じます。『暴力の歴史とか、規模とか、機構とかは、事柄の本質を変え得るものではない。暴力が君にとって必要では無いような、そんな生き方に努めるがよい』とリュシー・マローリは述べています。やる気を起こさせるには他の方法があるはずだ…と独り言を言わずにはおられませんでした。  

Posted by 東和開発株式会社 at 09:08Comments(0)日常業務内容

チビちゃんの家さがしは続く

2013年09月16日
台風がやって来るために天候が定まらない土曜日に、伊豆高原へお眼鏡に適うのではと思う家を外側から見せていただきに参りました。正面に大島の稜線が見え、芝生の庭があり広さはともかく、海と庭がある家をカメラに収めて来ました。販売図面を造りながら、これでもいやと言われたら、後はどうしたらよいだろうかと思案投げ首状態です。



伊豆高原と申しましても、軽井沢のように涼しいわけでもなく、夏は下界とあまり変わりません。寒くなく、平坦で、近所にあまり家がない方が…といろいろ考えてしまいます。庭のあまりに広い家では、手入れが大変のようです。特に芝生の中に生える雑草の処理は苦労だと聞いています。販売図面を見て、実物を見に来てもらえると良いのですが・・・。

台風は豊橋に上陸して北北東に進路をとっていると言いますから、伊東はこれ以上風雨が強まるようなことはないようです。言われたほどの雨も風も吹かなかったようで一安心です。

シリアの化学兵器使用でのアメリカの攻撃は一旦沙汰やみになったようだ。宰相ビスマルクは『私の心は重い。自分の長い生涯の間に、私は誰ひとり幸福にしなかった。私の友達も、家族も、自分自身すらも。…私は三つの大きな戦争に対して責任がある。私のおかげで80万人以上の人間が戦場の露と消えた。今彼らの為にその母親、兄弟、姉妹、そして後の残された妻たちが泣いている。・・・それらがすべて私と神との間に立ちはだかっているのだ』。政治に関わって生きることが、楽しいこととは言えないのは今に始まったことではない。昔からそうなのだ。

  

Posted by 東和開発株式会社 at 08:50Comments(0)日常業務内容

地名の面白さ

2013年09月14日
『十足』と書いて、「トオタリ」と読みます。伊東の人以外、読める方はおられないのではと思います。宇佐美の生まれの私でも、10年ほど前に伊東に移り住んでから初めてそう書くのだと知って驚きましたくらいですから。数十年前は十足から伊東の街に出るのに、半日かかったなどと従姉妹たちが話しているのを耳にしておりました。まだ緑豊かではありますが、今は住宅が建ち並んでいます。



南伊東駅まで5キロほどありますが、車でなら10分ほどでしょう。この周辺は比較的平坦で、伊豆特有の曲がりくねった急な坂道はありません。日曜日の散策には一碧湖周辺が良いかもしれません。これからは秋の紅葉が美しい事でしょう。お客様に気に入っていただければ、数カ月先には新築の素敵な家が建つのではと思っています。

元気が出た言葉を一つ。『ある物事について何一つ知らず、そして、非常に珍しいケースだが、自分が何一つ知らない事をちゃんと知っている人は、それについていくらか知っているだけで、何もかも知っていると思っている人よりも、ずっとずっと良い!』(ソローと言う方の言葉)。続いて、『口論の種になるような知識は、いかがわしい知識である』とも書かれていました。読めばよいというものでもなさそうです。難しい・・・。  

Posted by 東和開発株式会社 at 08:59Comments(0)日常業務内容