日めくり Evangelical World 伊豆

伊東の海の朝は秋深し

2015年11月07日
伊東の海の朝は秋深し


今朝6時過ぎの海と空の様子です。優しげな色合いにカメラを持ってベランダに出てみると、隣の民宿の泊り客も美しく明けてゆく光景を眺めていました。都会からの方でしょうか、きっとこの美しさに心打たれているのでは…と感じました。来年の2月下旬にならないと太陽が海から昇るのを見ることが出来ませんが、毎日の雲の色は見るごとに優しかったり、力強かったりヴァラエティーに富んでいます。気温や湿度にもよるのでしょうが、それを見る人間の目の構造もなかなかのものであると感じます。昨日のニュースで、例年今頃には収まるはずであるが、今年は気温が低くなってからも目の病気が流行をしていると報じていました。結膜炎の一種だそうだが、エレベーターのボタンとかドアの取っ手等を触って、その指で目に触れたりしないようにとのことでした。手は人にとりましては有用、無くてはならないものですが、それだけいろんなものに触れるため病気の原因となることもあるのでしょう。

トルストイが書いていました『世の中の体制だけで自分たちが幸福になったり不幸になったりするなどと思ってはいけません。世の中の体制を改造するとこに熱中している人々の意見がみんな食い違って、甲論乙駁・・・・それにしても、たとえ其の最良の体制なるものが有って、それが最良の案であることをみんなが認めるにしても、みんながその体制に従って生きるにはどうしたらいいでしょう!みんなが悪しき生き方に慣れ、悪しき生き方を愛しているとき、どうしてその体制を守るのでしょう。現に我々は悪しき生き方に慣れ、悪しき生き方を愛し、我々の手に触れるものを何もかも汚しているくせに、世の中の体制が良くなれば我々の生き方も良くなるだろう、と言っています。そもそも人間が邪である時、どうして世の中の良い体制などが出来上がりましょう?』と。杭が中途半端に打ってあったと騒がれていますが、人間性の基礎杭をしっかり打ってこなかったつけはどのように支払っていくのかと考えます。建築の際の杭だけでなく、フォルクスーゲンの排ガス測定のまやかしなどもその類だと思います。一企業の問題ではないように思えて仕方ない。トルストイの最晩年の言葉が身に染みます。

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Posted by 東和開発株式会社 at 10:39 │Comments(0)

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